前述の通り、fzfは標準入力からリストを受け取り、それをフィルタするのが基本です。たとえば以下はfindコマンドでカレントディレクトリ以下にあるディレクトリのリストを出力し、それをfzfでフィルタする例です。 カレントディレクトリにあるディレクトリの一覧を対話的に選択する例 $ find . -maxdepth 1 -type d | fzf fzf上で検索ワードを入力すると、リストから候補を絞り込めます。リストの項目が多い場合は、全体を目視できる程度まで検索で絞り込み、最後にカーソルを使って候補を選択するのが基本です。 図1 findコマンドの出力をfzfに渡した状態。ここから検索ワードを入力して絞り込んだり、カーソルで項目を選択する 図2 「mai」と入力してみたところ。Mailディレクトリはもちろんのこと、あいまい検索によりこれらのアルファベットを含む「.thumbnails」ディ
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