フォームから問い合わせ文字列を受け取ったり、 クッキーを発行するとき、 HTTPプロトコルとCGIが適正に処理できるデータ形式に変更する必要があります。 そこで、 付録Dでは、 HTTPクライアントとCGIプログラムで行われている、 URLエンコーディングについて解説します。 実はRFCで"%16進数表記"でエンコードしなくて良い文字が規定されてはいます。 しかし、 実際にエンコードされる文字はプログラムによってまちまちで、 統一されているわけではないのが2003年8月の現状です。 D.1 URLエンコーディングとデコーディング まずは手っ取り早くURLエンコーディングの方法とデコードする方法について挙げ、 後からじっくりとHTTPやCGIの仕様ではどうなっているか解説します。 D.1.1 エンコードする方法 URLエンコードは1文字(ただし1バイト = 1オクテット)毎に行います。 その