最近気になっていたのがシグマのFOVEONセンサーを搭載したコンパクト機“DP1メリル”と“DP2メリル”です。シグマのFOVEONセンサーというと、ご存じのように3色分解のカラーフィルターを使わずに、センサー(シリコン基板)そのものの特性を利用して、1つの画素からRGBの3信号を取り出すという独自なもので、結果として画素数的に×3という表示になっています。実は、僕は最初にフォビオンセンサーを搭載した2002年の「SD9」が発売されたころにはサクラの花びらがよく写るとか、2003年の「SD10」ではUV/IRカットフィルターを取り外して代わりに赤外フィルターを取り付けてデジタル赤外写真に挑戦したり、2008年の「DP1」では当時人気のリコーGRデジタルと比較したりと、結構フォビオンセンサー搭載のシグマで遊んできました。そこで最近気になっていたのが、高画素タイプのフォビオン・メリルセンサー搭