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2012年4月24日のブックマーク (4件)

  • Part II - Controlled tests

  • 「大分岐」から「大収斂」へ : 池田信夫 blog

    2012年04月22日22:26 カテゴリ経済 「大分岐」から「大収斂」へ Great Divergenceという言葉を最初に使ったのは、書である。西洋が産業革命や資主義などの「正しいコース」をたどったのに対して、中国がなぜ停滞したのかという従来の問いに対して、18世紀まで世界の最先進国だった中国をイギリスが抜く大分岐がなぜ起こったのか、という書の問いは大きな論争を呼んだが、今日では「グローバル・ヒストリー」の一つのマイルストーンとみなされている。 書が示したように、大分岐を生んだのが「資主義」だという通説は疑わしい。18世紀のイギリスでは、資は稀少ではなかったからだ。「産業革命」だというのも、当時の中国の高い技術水準を考えると疑問だ。西洋が中国を追い抜いた最大の要因は、土地と燃料だというのが、書の仮説である。新大陸の発見や植民地の拡大で、西洋の経済成長を制約していた土地が「

    「大分岐」から「大収斂」へ : 池田信夫 blog
  • 貨幣数量説について* : 池田信夫 blog

    2011年01月22日15:59 カテゴリ経済テクニカル 貨幣数量説について* ツイッターでややこしい質問があったので、ここで説明しておく(リフレを信じてない人は読む必要はない)。 私が何度も説明したようにマネタリーベースと物価に相関はない。これは高橋洋一氏も認め、ニコ生のときは「福井さんがもう少し長くやっていれば・・・」などと言い訳していたが、今度は各国比較を出して、「世界各国の通貨量増減率と物価上昇率の関係をみると、相関係数は0.7程度とかなり相関がある(図4参照)」と書いている。 この図4は出所も国名も書かれておらず、「通貨量」とはマネーストックなのかマネタリーベースなのかわからないが、前者だと思われる。通貨統計でマネタリーベースが問題になることはまずなく、日の場合は無相関なので飛び離れた値になるはずだからである。マネーストックと物価に(弱い)相関があることは、貨幣数量方程式として

    貨幣数量説について* : 池田信夫 blog
  • 中川秀直氏のためのペラ1枚でわかる金融政策 : 池田信夫 blog

    2009年01月02日00:59 カテゴリEconomics 中川秀直氏のためのペラ1枚でわかる金融政策 政治家に「レク」(政策の説明)をするとき、よく「ペラ1枚」(A4の紙1ページ)でという。族議員ならペラ3枚ぐらいはいいが、閣僚級は1枚が原則で、「ポンチ絵」でわかるのがいい。中川秀直氏ぐらいの大物になると、細かい経済学の話なんて聞いている暇はないだろうから、当ブログでもポンチ絵つきで金融政策を解説してみよう。きのう紹介した中川氏のブログには、こう書かれている:FRBは大胆な金融緩和政策に踏み切った。日銀はどうか。日銀は「通貨拡張が景気回復への最短の道である」との考え方に賛成なのか、反対なのか。日銀の思い切った非伝統的手法、政府の思い切った改革加速、その組み合わせこそが09年の日を明るくすると考える。ここで「非伝統的」というのは、政策金利の誘導以外の手段をいう。具体的には、量的緩和やリ

    中川秀直氏のためのペラ1枚でわかる金融政策 : 池田信夫 blog