研究によると、40人に1人は運転しながら携帯などで会話することに支障のない「スーパータスカー(supertasker)」だそうだ(ITPRO 本家/.)。 実験では、200人の被験者に運転シミュレーターで運転してもらいながらハンズフリー携帯で通話を行わせた。通話内容は言葉を暗記させたり計算を行わせるものであったとのこと。 ほとんどの被験者ではブレーキの反応速度が平均20%程遅くなり、車間距離が平均30%増え、記憶力に関しては11%の低下、計算能力は3%の低下がみられたという。 しかし40人1人の割合で、このようなマルチタスクを行わせても運転能力にまったく支障のない者がいたそうだ。認知理論上このような人は存在するとされていないため、研究者らはマルチタスクに長けた者として「スーパータスカー」と名付けたとのこと。この実験で確認されたスーパータスカーは運転能力や計算能力にまったく問題ないだけではな