医学博士の立場からマンガを読むということが脳的にどういう事なのかを説明している。 さらに脳のメカニズムからなぜ面白いのかやどのようなもマンガがヒットするのかを読み解く。 一瞬一瞬の絵を読んでいるのだが、それらを脳の中でつなげ、補完するという作業をしている。似たような記憶を思い出しながら、過去の自分の記憶から動画を合成している。いわばあなたの経験が漫画を読んでいるといえる。 過去の記憶が保存されているのは側頭葉。視覚野があるのは後頭葉。「マンガ脳」といわれるのはここ頭頂葉は、温度や触覚、痛覚、計算、地理的な感覚右脳左脳をつなぐのは、脳梁。女性はここが太く、左右でやり取りする情報量が多い。女性向けマンガが男性に読みにくいのはそのためだとか。・共感脳の働きがマンガを面白くする。 ・自分の身に置き換えて考える⇒共感脳の働き 本来マンガは、ページをめくれば、自体が好転するという約束があり、それを信頼