大手旅行サイトを使った先月の行き先別予約人数が32の道府県で去年を上回っていたことが分かりました。政府の観光支援事業「GoToトラベル」の効果とみられます。 日本旅行業協会によりますと、先月の大手旅行サイトの行き先別の予約人数は和歌山が前年比187.8%と最も増えたほか、奈良・徳島と続き、合わせて32の道府県で去年より増えました。関西の大都市からマイカーを使った旅行が人気だったとみられます。GoToトラベルで旅行代金の35%が割り引かれ、一人あたりの販売額が増えたケースが多いため、日本旅行業協会は「お得感のある高級施設が好まれる傾向にある」と分析しています。