筆者は大学時代にアメリカに住んでいたのだが、部屋に居る時はしょっちゅうテレビを見ていた。シチュエーションコメディやドラマも好きだったが、一番好きだったのは夜のトーク番組だ。アメリカでは夜の11時を過ぎると三大ネットワーク(NBC・CBS・ABC)がトーク番組を放送する。お気に入りはCBSの『Late Show With David Latterman』と同じくCBSの『The Late Late Show with Craig Ferguson』で、ベッドに入りながら眠くなるまで見ていた。 振り返ってみると、トーク番組を見るのは良い英語の勉強になった。 第一に、ドラマや映画と異なり、環境音が少ないため、喋っている声がクリアに聞こえる。笑い声などは入るものの、出演者の話す言葉に集中しやすい。 第二に、ニュースと異なり、日常的な単語やフレーズが使われる。教科書では学べないネイティブスピーカーの