経済学の論客として、政策提言者として活躍し、「通念の破壊者」と呼ばれる一方、教育に力を注ぎ、門下から多くの俊秀を輩出。戦後から現在に至る日本経済・経済学を育てたといっても過言ではない経済学者・小宮隆太郎。幼少期に京都から東京に移住し、戦後はすぐにアメリカに留学するという、度々文化・風習などの違いに向き合って広い視野を得てきた経験をもとに、いかに経済学を学び、実践し、教えてきたのか……。日本経済の立役者が語るその道のりと次代へのメッセージ。 〔ここがポイント〕 ・戦後日本経済学の論客として、政策提言者として、教育者として、第一線で活躍し続け、日本経済・経済学を育てたといっても過言ではない経済学者・小宮隆太郎の自伝。 ・自身の経済理論はいかなるものか、どのような論争をしたのか、そして経済学にいかに取り組むべきか、をわかりやすく記述。 ・経済学を志す学生、同時代を生きた人にも読みやすい。 1 家