【其の一】神棚とは?神棚を祀る意味やメリットについて なぜ神棚を祀るのか?その意味とは 神棚とは日本独自の文化で、日本神道の神様をお祀りするお宮(宮形)と棚板のことをいいます。 日本には「八百万(やおよろず)の神」がいるとされています。国や土地の神様、自然の神様など「すべてのものには神が宿る」という神道の考え方です。 特に、神道の最高神である天照大御神(あまてらすおおみかみ)が「太陽の神様」であるように、日本の神様は自然の象徴であることが多いのが特徴です。 天照大御神や八百万の神たちを家の中にお祀りして、「神様や自然への感謝とともに、家内安全や繁栄を願う」という意味で神棚を設置するのが一般的でしょう。 神棚文化が庶民に広まってきたのは近年のこと 神棚という概念自体はとても古く、その起源は古事記の一説にある「御倉板挙之神(みくらたなのかみ)」という御頸珠を、天照大御神が棚の上に安置して崇めた