「自転車は車両だから、車道を走るのが当たり前で…」、買い物のときぐらいしか自転車に乗らない人にそんな話をすると、決まって返ってくるのが「車道を走るのは危険だから」という言葉です。 歩行者に危害を及ぼすこともあるのに、自分の安全だけを考えて歩道を走るというのは、いかにも身勝手と言わざるをえません。 ですがここで問題にしたいのは、はたして本当に車道を走るのが危険で、歩道を走るのが安全なのかということです。 ◆自転車が車道を走ることは、本当に危ないのか 確かに車道を走っていると、特に大型車両が背後から迫ってきたときなど、このままぶつけられてしまうのではないかと感じることもありますが、交通事故総合分析センターの調査によると、こうした事故の割合は自転車事故全体のわずか3%にすぎません。なんと71%は交差点内で発生しているのです。しかもその中で特に多いのが、歩道を走る自転車が交差点に差し掛かったときの
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