ブックマーク / hakusyo1.moj.go.jp (7)

  • 平成27年版 犯罪白書 第6編/第4章/第3節/3

    性犯罪者類型別の基的属性について,性犯罪者類型対象者全体の傾向(CD-ROM参照)と比較したところ,各類型の特徴は次のとおりである。 単独強姦型は,犯行時の年齢が29歳以下の者の割合が47.3%と高く,そのうち,19歳以下の者は11人(2.8%)であった。一方,65歳以上の者は7人(1.8%)であった。平均年齢は32.9歳であり,集団強姦型に次いで若かった。教育程度は中学卒業(義務教育未了,高校在学及び高校中退を含む。以下この節において同じ。)の割合が44.5%と高かった。 集団強姦型は,犯行時の年齢が29歳以下の者の割合が79.5%と高く,そのうち,19歳以下の者は15人(18.1%)であった。一方,40歳以上の者は40~49歳の1人であった。平均年齢は25.0歳と性犯罪者類型別では最も若かった。教育程度は中学卒業の割合が68.8%と高かった。また,婚姻状況は未婚の者の割合が61.4%

  • 平成27年版 犯罪白書 第6編/第2章/第4節/1

    強姦,強制わいせつの入所受刑者人員の推移(最近30年間)を見ると,6-2-4-1図のとおりである。強姦は,平成16年以降減少傾向にあり,26年は282人と最近30年間では最も少なかった。強制わいせつは,26年は366人と,昭和60年と比べると約3倍であった。 強姦,強制わいせつの入所受刑者の年齢層別人員の推移(最近20年間)を見ると,6-2-4-2図のとおりである。 強姦では,39歳以下の各年齢層の人員は,いずれも平成16年以降減少傾向にあり,特に,29歳以下では,26年の人員は7年と比べるとほぼ半減している。29歳以下と30~39歳を合わせると,一貫して6割以上を占めている。 強制わいせつでは,65歳以上の年齢層を除いた各年齢層において,いずれも平成26年の人員は7年と比べて倍増している。特に65歳以上の人員は,約6.3倍に増加した。29歳以下と30~39歳を合わせると,一貫して約6割を

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  • 平成30年版 犯罪白書 第2編/第3章/第3節

    平成29年における通常第一審の終局裁判に対する上訴率(公訴棄却の決定,正式裁判請求の取下げ及び移送等による終局を除く終局処理人員に対する上訴(控訴及び跳躍上告)人員の比率)は,地方裁判所の裁判については12.1%,簡易裁判所の裁判については5.6%であった。同年の高等裁判所における控訴事件の終局処理人員を受理区分別に見ると,被告人側のみの控訴申立てによるものが5,971人(97.9%),検察官のみの控訴申立てによるものが94人(1.5%),双方からの控訴申立てによるものが30人(0.5%),破棄差戻し・移送等によるものが3人であった(司法統計年報による。)。 平成29年における高等裁判所の控訴審としての終局処理人員を罪名別に見るとともに,これを裁判内容別に見ると,2-3-3-1表のとおりである。 破棄人員587人について破棄理由を見ると,判決後の情状によるものが341人と最も多く,次いで,

  • 平成27年版 犯罪白書 第6編/第4章/第5節/3

    性犯罪を繰り返す者の性犯罪事件の内容の推移を見るために,調査対象事件以前に2回以上の性犯罪前科のある者87人のうち,調査対象事件中の性犯罪により小児強姦型と類型化された者1人を除いた86人(以下この節において「性犯罪前科2回以上の者」という。)について,それぞれの性犯罪前科の内容に性犯罪者類型を当てはめて整理し分析を行った。なお,この項において,性犯罪前科2回以上の者に見られる特徴を事件の内容に即して詳細に見るため,強制わいせつ型に当てはまる調査対象事件中の性犯罪及び性犯罪前科については,その犯行態様が公共の乗り物内における痴漢行為であるものとそれ以外のものとに分けて類型化を行い,前者を強制わいせつ(痴漢)型,後者を強制わいせつ(その他)型とする。また,章第3節で用いた性犯罪者類型の痴漢型は,条例違反(痴漢)型とする。 性犯罪前科2回以上の者のうち,調査対象事件中の性犯罪により単独強姦型

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