介護が必要な方や高齢者を対象とした、介護施設・福祉施設にはさまざまな種類があります。 特別養護老人ホームは、常に介護が必要な方を受け入れる福祉施設です。利用の際は介護保険制度が適用され、かかった費用の一部が保険から支払われます。 施設によって細かい入居条件や費用が異なるため、入居の際は必ず各施設の案内などを確認しましょう。 本記事は、特別養護老人ホームの概要や介護老人保健施設・有料老人ホームとの違い、メリット・デメリットなどを解説します。自分や家族のためにも、各施設の特徴を知り、自分に合った施設選びを進めていきましょう。
シニアカーは、高齢者の移動を助けてくれる電動の乗り物です。ハンドルに付いているレバーを「握る」「放す」だけの操作で、公道を時速6kmまでの速さで走ることができます。一般的には座席があり、ハンドルや操作パネル、荷物入れが付いていて、屋外で使用されることが多いです。 シニアカーは運転免許証がなくても利用できるため、免許証返納後の高齢者の移動手段として人気があります。 電動カートは電気で動くカートの総称で、遊園地にあるゴーカートやゴルフ場でゴルフバッグを運ぶ電動小型車なども含みます。シニアカーも電気で動くため、電動カートの一つといえます。 電動車椅子は電気で動く車椅子のことです。多くは手もとのレバーで操作して、前後左右に動かす仕様になっています。大きなくくりでいえば、シニアカーや電動カートは自走式のハンドル型電動車椅子の一種です。 そしてシルバーカーは、高齢者が買い物や散歩で使う手押し車を指しま
徘徊とは、昼夜を問わず、屋内や屋外をうろうろ歩き回る行動を指します。アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症といった一般的な認知症の、周辺症状(BPSD:Behavioral and Psychological Symptoms of Dementiaの略)の一つです。 認知症の症状は、以下のように中核症状と周辺症状(BPSD)に大別されます。 ・中核症状:すべての人に表れる可能性のある症状で、記憶障害(直近の記憶がなくなる)や見当識障害(周囲の状況や時間、場所、人の名前などがわからなくなる)などが該当する ・周辺症状(BPSD):中核症状と、本人の性格や生活環境などが相互に作用して表れる症状で、抑うつや妄想、徘徊などが該当する
「自力で歩行できても、ベッドから別室にあるトイレまでの移動は難しい」といった方は、部屋にポータブルトイレを設置することで、自力での排泄を継続できます。ポータブルトイレはおむつより排泄しやすく、本人の尊厳を守ることができるなどのメリットがあります。 そこでこの記事では、ポータブルトイレの概要やメリット、主な種類についてご紹介します。また、ポータブルトイレについていると便利な機能や選び方、汚物の処理方法、購入方法も紹介するので、ポータブルトイレの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
介護ベッドは、ご利用者さまおよび、介護される方の負担軽減に役立つ便利な福祉用具です。購入すると高額になりやすいため、導入する際には補助金制度の活用をおすすめします。 この記事では、介護ベッドに活用できる補助金制度の種類や適用要件、注意点と、介護ベッドをレンタルする際の手続きの手順についてご紹介します。介護ベッドの利用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。 介護ベッドは、ご利用者さまの動作をサポートするさまざまな機能を備えています。 例えば、ベッドから起き上がりやすいように電動で背もたれが昇降できたり、足をむくみにくくするために足の位置を高く保ったりできます。床ずれ防止に役立つ体圧分散の良いマットレスや、介護ベッドのうえで食事ができる専用テーブルなど、付属品も豊富です。 介護ベッドを導入すると、介護する方の負担軽減にもつながります。食事介助や起き上がり介助、おむつ交換などのさまざまな場
松葉杖は、ケガの治療中に使用するケースもあることから目にする機会が多く、さまざまな種類の杖のなかでは比較的イメージがしやすいモノかもしれません。 しかし、実際に利用を検討する際、選び方や使い方がわからないという方は少なくないでしょう。 この記事では、松葉杖の特徴や選び方、使い方についてわかりやすく紹介します。さらに、松葉杖以外の歩行補助杖についても補足しているので、併せて参考にしてください。 松葉杖は、ご利用者さまが握るグリップの上部に脇あてがついているタイプの杖のことです。歩行時のサポートに使用することで体の左右のバランスを保ったり、上半身で体重を支えて下半身にかかる負担を軽減したりできます。 ただし、松葉杖を安全で適切に利用するためにはバランス感覚が必要です。また、上半身が健常であることに加え、一定以上の筋力も求められます。 さらに、松葉杖で歩行する際には広めのスペースが必要なため、狭
歩行器・歩行車は歩行できない人が使用する歩行補助用具に該当しますが、シルバーカーは当てはまりません。シルバーカーは、歩行可能な人が運搬用に使用するショッピングカーや、休憩するためのいすが付属している補助車に該当します。 それではより詳しくそれぞれの特徴や違いを確認してみましょう。 歩行器・歩行車のハンドルは、ご利用者さまの左右および前面を囲うようなコの字型をしているものが一般的です。ご利用者さまはハンドルの内側に入り、身体を預けるようにして歩行します。 歩行器・歩行車は、ご利用者さまの体重を支えることが前提で、シルバーカーよりも重量があり、安定性も高いのが特徴です。 歩行器と歩行車の分類については、実は明確な定義はありません。車輪が付いていないものを歩行器、付いているものを歩行車と呼び分けるケースも見られますが、実際には車輪付きの歩行器も存在します。 なお、介護保険対象区分としては「歩行器
使用者自身が操作できるタイプの車椅子です。走行する際は、後輪の外側についたハンドリムという円形のパーツを手で回転させて進みます。また、フットレスト(足置き台)を外せば、足で地面を蹴って進むことも可能です。 自走式車椅子は、必要に応じて介助者が車椅子を押して走行することもできるように、ハンドグリップが車椅子の背面上部についています。また、モジュールタイプと呼ばれるものは、幅や高さを使用者に合わせて調整可能なので体格などを問わずに多くの方が使用することができます。 なお、「自走型車椅子」「普通型車椅子」なども、自走式車椅子と同様のものを指す言葉です。 介助者が押して走行するタイプの車椅子です。使用者が操作するためのハンドリムはついておらず、ブレーキも介助者が操作します。 介助式車椅子は、自走式車椅子よりも後輪の車輪が小さく、横幅もコンパクトです。さらに、軽量で折りたたんで運べるため、持ち運びの
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