ブックマーク / mm.hyuki.net (3)

  • 家内と話す『話をさえぎる話』(コミュニケーションのヒント)|結城浩

    ※全文を公開している「投げ銭」スタイルのノートです。 * * * 結城「ねえ」 家内「え?」 結城「このあいだ、《打ち合わせでは人の話をさえぎらない》というノートを公開したんだ」 家内「ふうん。私でも読める?」 結城「うん。読めるよ。ほら、よく人の話をさえぎる人っているじゃない。なぜだと思う?」 家内「なぜ?」 結城「いろんな理由があるけれど、相手の言いたいことはもう分かっているよという気持ちとか——」 家内「私だったらね…って、あ、私もあなたの話さえぎっちゃった?」 結城「そうだね。——分かっているって気持ちとか、場の支配権を奪われるとか、自分の話をしたいとか」 家内「へえ、なるほど。でも、その中には私がさえぎりたい理由はないなあ」 結城「どういう理由?」 家内「んーとね。すぐに質問しないと『忘れちゃう』のよ」 結城「ああ、そうだね。でも、そういうときにはメモしておくんじゃないかなあ」

    家内と話す『話をさえぎる話』(コミュニケーションのヒント)|結城浩
  • 人の話をさえぎらない(コミュニケーションのヒント)|結城浩 / Hiroshi Yuki

    ※全文を公開している「投げ銭」スタイルのノートです。 こんにちは、結城浩です。 今日は「人の話をさえぎらない」ということをお話ししましょう。 話し合いで、発言者の言葉を「さえぎる」のは基的に良くないことです。 大げさに言えば、発言をさえぎることにはリスクが伴います。 ・発言者が持っている情報をみなが共有しないうちに議論が始まってしまうリスク。 ・発言者が「ぜんぶ言い切らなかった」ことで不満を感じるリスク。 ・発言者が「おれもおまえの言葉をさえぎってやろう」という気持ちになるリスク。 でも、話し合いで、発言をさえぎる人は意外と多いものです。相手の言葉をなぜさえぎるのでしょうか。 ・相手に長いこと話させると、場の支配権を奪われた気持ちになるから。 ・相手のいっていることはもう自分はわかっているのだから、ながながと聞くのは時間の無駄だと思うから。 ・自分の話す内容の方が重要なんだ!先にそちらを

    人の話をさえぎらない(コミュニケーションのヒント)|結城浩 / Hiroshi Yuki
  • テキストエディタと高齢社会(文章を書く心がけ)|結城浩

    「文章を書く心がけ」のコーナーです。 * * * 結城はふだんVimというテキストエディタを使っています。 Vimには、ノーマルモードとインサートモードという二つのモードがあり、ノーマルモードでは、入力したキー(文字)はコマンドとして扱われます。 たとえば、カーソルの移動(上下左右)は k j h l というキーを打って行います。文字を入力するためには、コマンドモードからインサートモードに移る必要があります。 ……と説明すると、めんどうそうに感じるかもしれませんが、Vimのユーザ(Vimmerという)にはめんどうな話ではありません。現在どのモードにいるかは身体が覚えているので、特に意識しなくてもさっとモードを移ることができるからです。 しかしながら、Vimというエディタは、基的にインサートモードの継続時間が短いことを想定してデザインされていると思います。つまり、文字を連続的に入力し続ける

    テキストエディタと高齢社会(文章を書く心がけ)|結城浩
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