ブックマーク / notei.hatenablog.com (5)

  • 若手芸人のために「神保町ジュニア寄席」を立ち上げた千原ジュニア - 笑いの飛距離

    今のお笑い界は「上が詰まっている」。 私がこの言葉に最初に出会ったのは、だいぶ前の「ナインティナインのオールナイトニッポン」だったと思います。自分たちより上の世代、とりわけBIG3の揺るぎなさを指して、岡村さんはこのように表現しました。 タモリさんや明石家さんまさんと絡むとこの話を持ち出して、引退を強く求めたりしていましたね。ただし、それは岡村さんなりのBIG3とコミュニケーション取るためのコント的なやりとりだったわけですが。 BIG3のタフさ 2005年9月27日放送「踊る!さんま御殿」(日テレビ) 司会は明石家さんま。 ゲストはナインティナイン(岡村隆史・矢部浩之)。 「ぐるぐるナインティナイン」チームとして登場して、トークテーマは「もう勘弁してくれと思ったこと」。 さんま「岡村、もう勘弁してくれと思ったこと」 岡村「僕ず~っと、ここ最近ずっと思ってるんですけど」 さんま「おお」 岡

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  • ラジオ好きが持っている「距離感」 - 笑いの飛距離

    ラジオ好きな人には、ある共通点が存在すると思われます。それは「距離感」です。 具体的な説明をするために、小説家の朝井リョウさんとDJのRAM RIDER(ラムライダー)さんの例を紹介させて下さい。彼らがラジオ番組のゲストに呼ばれたときの振る舞いを見れば、その「距離感」の正体が浮かび上がってきます。 普段のラジオのムードを崩してしまわないか心配する朝井リョウ 2014年8月23日放送「オードリーのオールナイトニッポン」(ニッポン放送) パーソナリティはオードリー(若林正恭・春日俊彰)。 ゲストは小説家の朝井リョウ。 23歳のときに『何者』で第148回直木賞を受賞した朝井さん。戦後最年少、史上初の平成生まれの受賞に注目が集まりました。デビュー作『桐島、部活やめるってよ』が映画化されたことで、その名を知った人も多いのではないでしょうか。そんな朝井さんは、「オードリーのANN」を初回から欠かさず聞

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  • 「夢で逢えたら」で圧倒的な才能の差を見せつけられて絶望した野沢直子 - 笑いの飛距離

    野沢直子が「しくじり先生」で、あの伝説のコント番組「夢で逢えたら」を降板した真相について語っていました。 「夢で逢えたら」は、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、清水ミチコ、野沢直子の6人によるお笑いユニット番組です。1988年から1991年までの3年間、フジテレビの深夜で放送されていました。「お笑い年表」があるとすれば、間違いなく太字で表記される番組のひとつでしょう。 「夢で逢えたら」を降板してアメリカに行った当の理由 2016年10月10日放送「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(テレビ朝日) 担任はオードリー若林。 生徒は平成ノブシコブシ吉村、ハライチ澤部、伊集院光、米倉涼子、他。 講師は野沢直子。 1991年に「夢で逢えたら」を降板して、アメリカへ旅立った野沢さん。理由は「自分の芸を磨くため」という前向きなものでした。ほかにも多くのレギュラー番組を抱えていた彼女の決断に、当時の

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  • 『1989年のテレビっ子』を読んでSMAP中居正広のプロ意識について考える - 笑いの飛距離

    「仕切れ!」。 戸部田誠(てれびのスキマ)著『1989年のテレビっ子』(双葉社)から引用した言葉です。どういう状況で、誰が誰に向けた言葉なのか? 続きを確認します。 レジェンドたちが居並ぶ『いいとも』「グランドフィナーレ」のステージでプロデューサーにカンペでそう指示されたのは、芸人の誰でもなく、SMAPの中居正広だった。 2014年3月31日に放送された「笑っていいとも!グランドフィナーレ」。タモリさんを筆頭に、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、とんねるず、爆笑問題、ナインティナインといったお笑い界のレジェンドが一堂に会した夢の舞台。ここを仕切れるのは中居さんしかいない。テレビの前の視聴者もプロデューサーと同じ気持ちだったのではないでしょうか。少なくとも私はそうでした。 でも『1989年のテレビっ子』を読んで、改めてあの光景について考えていました。こんな重要な役割を任せられるほどの信頼を

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  • バナナマン設楽「コントの人は二度売れなきゃいけない」 - 笑いの飛距離

    賞レースで活躍した勢いを、そのままバラエティ番組で発揮することが難しくなってきました。 もはや「お笑いブーム」に頼れる時代ではありません。そもそも競技が違うとも言われます。そんな状況をさらに細かく見ていくと、漫才かコントの違いで難易度がだいぶ変わってくるようです。 コントをやるとき「自分はただの入れ物」でしかない 2015年3月19日放送「しくじり先生 俺みたいになるな!」(テレビ朝日) レギュラーはオードリー若林(担任)、平成ノブシコブシ吉村(生徒)。 過去に大きな失敗をしたタレントが先生として登場し、しくじった経験から得た教訓を生徒たちに教えるバラエティ番組です。「俺みたいになるな!」と自虐的でありながら熱くて笑える授業が人気を呼び、今年の春に深夜からゴールデンに進出することが決まっています。 この日は特別編で「ビッグチャンスをつかんだのに進路でしくじった先生」による職員会議でした。職

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