東京・北区のラーメン店で、トラブルになった男性の顔や腹を踏みつけたとして、客の37歳の男が現行犯逮捕された。暴行を受けた男性はその後に死亡した。 警視庁によると27日、北区田端のラーメン店で、トラブルになった客の男性を床に引き倒したうえ、顔や腹を数回踏みつけたとして、会社員・今西伸一郎容疑者(37)が、傷害の疑いで現行犯逮捕された。今西容疑者は、客として店を訪れていて、男性に席を引っ張られたことに腹をたて、暴行を加えたという。暴行を受けた荒川区の北島久生さん(49)は、内蔵を損傷するなどしていて、搬送先の病院で29日、死亡した。 今西容疑者は犯行後、「相手は死ぬから最後の晩さんだ」と言いながら、ラーメンを注文したということで、警視庁は今後、殺人の疑いで調べることにしている。