【鳩間】竹富町立鳩間小中学校(石垣幸子校長、児童5・生徒5人)で来年度から、小学校の在籍児童数がゼロになる可能性が浮上している。児童の卒業、進学と、同校に児童を通わせている職員の異動が重なり、現状のまま4月に入ると小学校の児童数ゼロ、中学校の生徒3人になる。このまま小学校への入学、転入児童がなければ中学校に在籍する生徒の卒業時には廃校の危機が迫る。このため、地元公民館や郷友会では4月から小学校に通える児童を緊急募集している。 町教育委員会によると、4月から児童の卒業・本土への進学が予定されているほか、教職員の人事異動も見込まれている。児童数がゼロ、生徒数が3人になると、職員数も現在の13人から6人へと減り、転入生を迎えなければ生徒3人の卒業時には廃校の危機が迫る。同校では2009年6月に児童生徒がゼロとなり、廃校の危機に陥ったが同9月には転入生を迎え、危機を脱した。これまでにも児童生徒数の