11月13日 発表 マイクロソフト株式会社は13日、組み込みデバイス向けOSの新バージョン「Windows Embedded CE 6.0」を提供開始した。Windows CE 5.0の後継バージョンで、組み込み向けOSを統合する意味合いで、ブランド名が変更されている。 OSのカーネルが新設計され、パフォーマンスおよびセキュリティが向上した。同時実行可能なプロセス数は従来の32から32,000に、仮想メモリも従来の32MBから2GBに拡大され、アプリケーション開発のボトルネックを解消した。 また、開発時にセキュリティを配慮して開発を行なうよう、Microsoft社内で定められた「セキュリティ開発ライフサイクル(SDL)」に基づき開発されており、セキュリティの品質が向上したという。バッファオーバーフローによるアタックなどに対してサービス保護をする機能も備える。 ネットワーク機能も強化され、新