ブックマーク / satoshi.blogs.com (8)

  • 喜んで週末働きたくなるような仕事を選べ

    巷ではアップルが新入社員に向けたメッセージが話題を呼んでいる(参照)。普段、私が言っている「週末が待ち遠しいような仕事を選ぶな。喜んで週末働きたくなるような仕事を選べ」と同じ意味だ。 せっかくこの世に生まれて来たのだから、思いっきり人生は楽しむべき。そのためにも、夢中になれる職、人生を賭けることのできる仕事を選ぶことが何よりも大切。好きだから、誰よりも頑張れるから、他人よりも良い仕事ができる。成功できる。充実した人生が楽しめる。 仕事には、ただの「仕事」と「人生を賭けるべき仕事」の二種類があります。 あなたの足跡がそこら中に付いた仕事。徹底的にこだわりたくなるような仕事。喜んで週末働きたくなるような仕事。 アップルでならそんな仕事ができます。 安定を求めてアップルに来る人はいません。危険を承知でプールの一番深いところで泳ぐために来るのです。 彼らは自分たちの仕事が「何か」を生み出すことを望

    喜んで週末働きたくなるような仕事を選べ
  • 宝くじほど逆進性の強い税金はない

    少し前に、こちら(シアトル)のラジオで、「貧乏な人ほど、もっとも割の悪いギャンブルである宝くじを買う」というニュースを聞いた。純粋に期待値を見れば、ラスベガス(95〜99%)>競馬・競輪(約75%)>宝くじ(約40%)の順であり、宝くじほど割の悪いものはない。 にも関わらず、宝くじを買う人が多いのは、「一攫千金」の可能性があるから。しかし、一回の賭けでは36倍にしかならないルーレットでも、掛け方を工夫すれば、「勝つ可能性は低いが、万が一勝った時には億万長者になれる」賭け方はあるし、宝くじよりもはるかに期待値は高い。 ちなみに、宝くじの収益は米国でも日でも大半が地方自治体に入る。「形を変えた」税金なのである。所得税や消費税を増やすことは国民の反感を買うので、現政権にとってとても不利である。しかし、宝くじならば、税金には見えない上に、選挙に良く来るような人(すなわち、期待値を計算出来る人、宝

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    yasuoyamasaki 2012/04/07
    宝くじほど逆進性の強い税金はない
  • アップルを単なる「特異点」と見なすべきではない

    先週、「エンジニアType」というところからインタビューを受けた。インタビュー記事は 「『Why?』のある企業だけが生き残る」中島聡が語る"3度目のワールドシフト"の正体 としてに掲載されているので、ぜひとも読んでいただきたい。 テーマが「ポスト・ジョブズ時代の新ルール」というインタビュー。ちょうど良い機会なので、インタビューの前にアップルの成功とその意味について、徹底的に考えて準備しておいた。そこで私がたどり着いた結論は、「日メーカーの収益が悪化していること」と「アップルの成功」は二つの別次元の現象として捉えた方が良いということ。 日メーカーの最近の低迷は、市場のグロバール化により加速された自由競争が一番の原因である。ミクロ経済学が予想するように、市場が自由競争状態に近づけば近づくほど、利益率はゼロに向かって収束する。テレビが「誰にとっても儲からないビジネス」になっているのは、まさに

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    yasuoyamasaki 2012/04/03
    アップルを単なる「特異点」と見なすべきではない
  • ソニー、家電事業からの完全撤退を表明

    2012年4月1日、エレクトロニクスおよびエンターテインメント大手のソニーは、テレビ・DVDレコーダ・デジタルカメラ・携帯電話機などの民生用電子機器事業をすべて売却し、業務用電子機器およびソリューション事業に集中することを発表した。事業の売却先は未発表だが、パナソニック、鴻海精密工業、サムソン、ノキアなどと交渉中とされている。また同時に、医療用カメラ事業の取得を目的に、株式会社オリンパスの株式の公開買い付けを発表した。また、これまで複数の子会社に分散していた映像・音楽ゲーム事業を一つにまとめ、「ソニー・エンターテイメント」として2012年中に米国ナスダック市場で上場させることを発表した。上場時に20%、2015年末までに80%の株式の売却をする予定。 エイプリルフールネタなので、気にしてほしくはないが、このくらい思い切ったことをしないとソニーは再生できないだろう。去年、ソニーが Haw

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    yasuoyamasaki 2012/04/01
    Life is beautiful: ソニー、家電事業からの完全撤退を表明
  • 電子書籍、やはり真打ちは Amazon Kindle か

    某出版社からの情報によると、アマゾンの日での電子書籍の販売は4月からになるとのことである。 そのころになると、「電子書籍を読むにはどのデバイスが良いか」という話が盛り上がると思うので、先んじて私の意見をまとめて書いておく。 まず、「スマフォで十分じゃん」という意見に関しては一理あると思う。確かに、常に携帯しているし、電車の中でも人の邪魔をせずに読める。 しかし、スマフォでを読むとなかなか読書に「没頭」できない。しょちゅうページ送りをしなければならないし、ついメールとかをチェックしたくなってしまう。時間つぶしのためにマンガを読むぐらいならば良いが、来の「読書を楽しむ」感覚には少し遠いというのが正直な感想だ。 次に、iPad。アプリを走らせたり、カラー写真の多い雑誌を読んだり、iBooks Author で可能になったマルチメディア・テキストブックを楽しむのには最高だが、文章がメインの書

    電子書籍、やはり真打ちは Amazon Kindle か
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    yasuoyamasaki 2012/01/30
    "某出版社からの情報によると、アマゾンの日本での電子書籍の販売は4月からになるとのことである。" -
  • Google+Motorola: Microsoftは「当て馬」だった

    先週、「MotorolaがWindows Phone陣営に乗り換える可能性を示唆」というエントリーに書いた通り、あの手のアナウンスメントにはだいたい何か裏の事情がある。 そして今日、GoogleがMotorolaの携帯電話部門を買収することがアナウンスされ(参照)、その裏事情が何であったかが明らかになった。あれは、MicrosoftGoogleを競争させて価格をつり上げるための牽制球だったのだ。 Microsoftが実際どの程度Motorolaとの話をしていたかは不明だが、1ドルでも高く売りたいMotorola側としてはGoogleから買収の話が来た時点でわざわざMicrosoftを「当て馬」として引きづり出して競争させようとするのは当然。あのアナウンスメントは、Microsoftに向けたラブコールでもあり、Googleに対する「早く良い条件で結婚を申し込んでくれなきゃ、他の人と浮気しち

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    yasuoyamasaki 2011/08/16
    Google+Motorola: Microsoftは「当 て馬」だった -
  • まもなく「米国で最も時価総額の高い会社」になろうとしているアッップル

    私が「Appleの時価総額がついにMicrosoftを抜くかも知れないという話」というエントリーを書いたのは去年の3月、あの後あっさりとMicrosoftを抜き去っただけでなく、今や「米国で最も時価総額の高い会社」の地位をExxonから奪おうとしている(日の取引中に一度は抜いたそうだ)。 それも株価は決してバブリーなものではなく、ちゃんとした利益に裏付けされた株価。PE Ratio(株価を一株あたりの利益で割った値)がわずか15しかないのがその証拠(PE Ratioが低いのはキャッシュを持ちすぎているからという説もあるが、そのことに関しては別の機会の書く予定)。 それにしてもすごいのは、2000年以来、iPod、iPhoneiPadと次々にヒット商品を生み出し、それぞれの製品ラインがソニーの株価総額に相当するぐらいの株主価値を生み出しているという点。 Visionaries Summi

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    yasuoyamasaki 2011/08/10
    まもなく「米国で最も時価総額の高 い会社」になろうとしているアッッ プル -
  • エンジニアから見た原発

    典型的な「理科系少年」として育った私にとっては、原子力発電は宇宙旅行人工知能とならぶ「人類の英知を集めた科学技術の結晶」であり、あこがれでもあった。ブルーバックスの相対性理論に関するはすべて読んだし、アインシュタインの書いた e=mc2 という式は私にとってはまさに「人類の英知」を象徴するシンボルであった。高校時代の前半までは、自分は物理学者になると確信していたぐらいだ。ひょんなきっかけからコンピューターの世界に足を踏み入れ、ソフトウェア・エンジニアとしての道を歩むことになったが、科学技術全般に対する情熱は今でも持っている。 そんな私なので、今までは当然のように「原子力発電」の支持者であった。資源の乏しい日にとって「石油が不要で、二酸化炭素を放出しないクリーンな原子力発電」こそ日にふさわしい発電方法であると信じていたし、自動車・エレクトロニクスに続く輸出産業としての原子力に期待もし

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    yasuoyamasaki 2011/04/02
    名文だが最後に語尾がデレた - Life is beautiful: エンジニアから見た原発 -
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