12月18日からスパイラルホールでジャン・コクトー作、三谷幸喜演出、鈴木京香出演による舞台公演「声」が始まる。そして、同日よりスパイラルガーデンにて、この舞台美術を手がけるコミュニケーションディレクター 森本千絵による「「声」にまつわる森本千絵展」が開催される。 本展は、森本がジャン・コクトーの原作にインスピレーションを得て、もうひとつの「声」の世界として展開するもの。三谷幸喜、鈴木京香をはじめ、写真家の上田義彦、音楽家の高木正勝、開発ユニットのAR三兄弟と多彩なアーティストが参加している。 また本展に先駆け、8日よりスパイラルエントランスには声の電話ボックスと声ツリーが設置された。来場者は電話ボックスの中に入って受話器をとり、森本、三谷幸喜、AR三兄弟らの伝言に従って、留守番電話に自分の声を吹き込むことができる。ここで集められた「声」の一部は、展覧会会場に展示される108個の電話を使った