古代ローマの浴場を模した「ローマ風呂」や、近年はコナミの「ラブプラス」とのキャンペーンをしたことでも知られる「ホテル大野屋」を経営する株式会社大野屋本店が民事再生法適用を申請し、保全命令を受けました。 負債は21億5000万円で、そのうち金融債務が約18億円となっています。 詳細は以下から。 ローマ風呂で有名な「ホテル大野屋」経営 株式会社大野屋本店 民事再生法の適用を申請 負債21億5000万円 ホテル大野屋の創業は1934年(昭和9年)。客室数は174、収容人員は1040名と熱海でも最大手クラスのホテルであり、非常に高い知名度を誇っています。1980年に総工費35億円で本館を増改築し、1987年には総工費20億円で旧館を取り壊して収容力を拡大していました。 バブル期の経営は多くの団体客もあり好調だったようですが、バブル崩壊後は景気低迷に合わせて客足も低迷。収入減少が続く中で毎期欠損計上