世の中はストレスを受けずに生きていくことはできません。逆に言うとストレスが人間の行動の動力源になります。 例えば、お腹がすいたというストレスが食欲という欲求を作り、人間に食事という行動をとらせます。もし、この時点で空腹というストレスを感じないようなら、人間は餓死してしまいます。ですから適度なストレスはなくてはならないものです。 しかし、悪いのはそういったストレスがいくつも重なってしまう場合です。このとき人はストレスから逃れようとあがくあまりに、とんでもない行動に出たりするのです。 みなさん、ストレスをあなどってはいけません。ストレスは人間の正常な脳の活動を狂わすほどの破壊の悪魔です。どんな人でもストレスをためると常識的な考え方ができなくなり、場合によっては精神病に発展します。繰り返しますが、これはどんな人でもです。例外はありません。精神医学ではこのストレスに数値をつけ、数値の合計が一定値