日本が14日に月探査衛星「かぐや」の打ち上げに成功したことから、月探査競争で主導権を握ることになった。月探査は21世紀に入り、世界的なブームとなっている。中国は10月に月探査衛星の嫦娥1号を打ち上げる予定で、インドや米国も来年の打ち上げを予定している。ロシアや英国、ドイツも計画中だ。米国はアポロ計画以来の有人着陸と月面基地建設を計画しているという。 ◆優れた探査能力を誇る日本の衛星 日本宇宙航空研究開発機構の関係者は、「日本の衛星は他国のものに比べて観測能力に優れている」と自信を示した。来月中国が打ち上げる衛星はかぐやの軌道(高度100キロ)よりも高い高度200キロを回る。精密観測のためには月の表面に近い低い軌道の方が有利だが、月の重力は一定ではない。そのため衛星軌道に混乱が起きる可能性もあることから、このような高度の違いが技術力の差だ、というのが日本の関係者の説明だ。 かぐや打ち上
TOP > NEWS > HUMAN SPACE FLIGHT > スペースシャトル > 損傷の耐熱タイル 問題なかった 損傷の耐熱タイル 問題なかった August 22 - 2007 - スペースシャトル Image credit: NASA Image credit: NASA Image credit: NASA via NASA NASAは帰還したスペースシャトル・エンデバー(STS-118)の点検を行い、耐熱タイルの損傷は広がっていたが、機体はかなり良好だったと発表し、写真も公開した。(上記写真の左が帰還前、右が帰還後) NASAによると、損傷した耐熱タイルは大気圏再突入をクリアし、スペースシャトルと搭乗クルーにどんな影響も与えず、NASAの試験結果よりも損傷が少なかったという。 「全体的に見て、実際のオービタ(エンデバー)は非常に綺麗だった。1ヶ所の問題点もあったが、我々はそ
帰還を1日早めたスペースシャトル「エンデバー号」が、米国東部夏時間8月21日午後0時32分(日本時間8月22日午前1時32分)に、NASAのケネディ宇宙センター(KSC)に無事着陸した。 STS-118ミッションでは、計4回の船外活動によって国際宇宙ステーション(ISS)の建設が進められた。また、宇宙から授業を行った元教師Barbara Morgan宇宙飛行士は、帰還後のコメントで、自身が体験したすばらしい宇宙飛行を多くの教師にも体験してもらいたいと話した。 <参照> NASA Space Shuttle: http://www.nasa.gov/mission_pages/shuttle/main/index.html STS-118 MCC Status Report #27 JAXA 国際宇宙ステーションの組み立てフライト 13A.1 [STS-118] : http://iss.j
NASAは8月15日、ボイジャー1号は米太平洋時間同日午後2時13分(日本時間8月16日午前6時13分)に、太陽から100天文単位(1天文単位=約1.5億km)離れたヘリオシース(Helioseath)と呼ばれる太陽系の果てに到達したことを明らかにした。ここでは太陽風の力が著しく衰え、その先には太陽系の最果てヘリオポーズ(Healiopause)がある。 今後、ボイジャー1号は一日約160万kmの速度で飛行を続け、10年以内にヘリオポーズを通過し、いよいよ未知の星間空間へと進む。ミッションを運用するジェット推進研究所(JPL)によれば、2020年頃までボイジャー1号と姉妹機ボイジャー2号との交信を維持できるとのことである。 http://www.jpl.nasa.gov
【2007年8月9日 NASA Space Shuttle News】 NASAのスペースシャトル「エンデバー号」(STS-118)は、米国東部夏時間8月8日午後6時36分(日本時間8月9日午前7時36分)に打ち上げられた。11〜14日間の飛行で、乗務員は国際宇宙ステーション(ISS)の組み立てと補給を中心としたミッションに取り組む。また、20数年越しの夢だった「宇宙にいる先生からの授業」が実現する。 米フロリダ州のケネディー宇宙センターから打ち上げられた「エンデバー号」は夕焼けの空を明るく照らしながら飛び立っていった。NASAのマイケル・グリフィン(Mike Griffin)長官は「打ち上げがこれ以上うまく行くことはありえない、完璧だ」とコメントした。 今回のミッション(STS-118)はスペースシャトル119回目の飛行で、スペースシャトルによる22回目のISSへの組み立て・補給ミッショ
TOP > NEWS > HUMAN SPACE FLIGHT > スペースシャトル > エンデバー、打ち上げ成功 エンデバー、打ち上げ成功 August 9 - 2007 - スペースシャトル Image credit: NASA Image credit: NASA TV Image credit: NASA TV Image credit: NASA TV via NASA NASAは予定通り、アメリカ東部夏時間8月8日18時36分(日本時間8月9日7時36分)に、スペースシャトル・エンデバー(STS-118)をケネディ宇宙センターから打ち上げた。 打ち上げから約2分後に固体ロケットブースター(SRB)、約9分後に外部燃料タンク(ET)が切り離され、エンデバーは地球周回軌道に投入され、打ち上げは成功した。スペースシャトルの打ち上げは6月9日のアトランティス以来、約2ヶ月ぶり。エンデバ
August 7 - 2007 - その他 Image credit: Blue_Sidetown via HASTIC NPO法人北海道宇宙科学技術創成センター(HASTIC)、北海道大学、植松電機、カムイスペースワークスは8月4日7時33分、CAMUI型ハイブリッドロケットを北海道大樹町から打ち上げた。 降り注ぐ小雨の中、打ち上げが行われ、打ち上げられたロケットは高度3500mに達し、打ち上げ実験は成功した。今回の打ち上げは元々昨年3月と7月に行われる予定だったが、ロケットエンジンの異常燃焼が頻発したことにより、延期されていた。 前回の打ち上げでは、高度1000mに達したのに対し、今回の打ち上げではその3倍の高度を記録したが、北海道大学の永田晴紀教授によると、予想高度は6000mから6500mで、予定よりも低く飛んだという。また、ロケットからの電波が途中で途絶えたため、機体回収はできな
2007年7月11日、フロリダ州ケープカナベラル(Cape Canaveral)のケネディ宇宙センター(Kennedy Space Center)で、発射台に固定されたスペースシャトル「エンデバー(Endeavor)号」。(c)AFP/Getty Images Eliot J. Schechter 【7月27日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は26日、8月に打ち上げ予定のスペースシャトル「エンデバー(Endeavour)」号に積み込まれ、国際宇宙ステーション(International Space Station、ISS)に送られる予定のコンピューターに対し、破壊工作が行われていたことを明らかにした。 NASAの広報官は、「ハードウエアが故意に破損させられていた」と説明。数日前に下請け業者が異変に気づき、現在NASAが調査を行っていると述べた。 「エンデバー」は、ISSでのミッシ
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