米Googleは、Webサイトの品質を測定するツール「Lighthouse」の新版であるバージョン10を2月9日(現地時間)に公開した。LighthouseはApache License 2.0で公開しているオープンソース・ソフトウェア。Lighthouseのバージョン10は、パッケージマネージャー「npm」から入手できるほか、Google Chromeの「Canary版」でも利用できる。Google Chromeの安定版にLighthouseが入るのは、バージョン112が最初になるという。 今回のバージョン・アップでは、Webサイトの使いやすさを評価する項目のうち1つが廃止となり、総合スコアを算出する際に使用する各スコアの重み付けが変化した。具体的には、操作可能になるまでの時間を示す「Time to Interactive(TTI)」が廃止となった。TTIを総合スコアを算出する上での重み