フリースケールのマイコン開発キット「DEMO908QB8」「DEMO9S08QG8」の店頭販売が開始された。ご紹介いただいたのはマルツパーツ館で、秋葉原店には両方、メイク館(秋葉原2号店)にはDEMO908QB8のみ入荷していた。価格は、「MC908QB8」を搭載するDEMO908QB8が8,820円、「MC9S08QG8」を搭載するDEMO9S08QG8が6,300円。 秋葉原店に用意されたコーナー こちらはメイク館の様子 搭載するマイコンの「MC」という名称からも分かるように、これはモトローラの流れを汲むマイコンシリーズ。フリースケールは、モトローラの半導体部門が分離・独立してできた半導体専業メーカーで、現在はモトローラと資本関係はないが、その資産を全て引き継いでいる。いままで同社の製品は、店頭のマイコンキットとしてはマイナーな存在だったが、リテール向けにも注力していくと先日発表してお
米マイクロソフトのジェフ・レイクス ビジネス部門担当プレジデントが来日し、Microsoft Office システム製品の次期版「the 2007 Microsoft Office system」の製品戦略について講演するとともに、製品の概要を明らかにした。 米マイクロソフトのジェフ・レイクス ビジネス担当プレジデント 「the 2007 Microsoft Office system」は、「New World of Work」を主題に、仕事をする個人を強く支援し、新たな価値を創造することを目指す。「結果志向」を中軸にユーザーインタフェースを一新、作業に必要な機能を見つけやすくするなど操作性、基本機能を強化した。 レイクス氏は「今日の経済状況では、全世界におよそ50兆ドルの資産があるといわれるが、いまや、知識・情報の資産価値は、従来の土地や労働力よりも大きいとの指摘がある。(その背景には
アドビシステムズは14日、Adobe Flex 2.0について発表をおこなった。Adobe Flex 2.0はFlashテクノロジをベースとするリッチインターネットアプリケーションのための開発およびランタイムプラットフォーム。軽量に動作するうえに開発も容易であり、今後のインターネットアプリケーション開発において重要な地位をしめる可能性があるとみられている。 アドビシステムズ インターネットを変えるのか? - Adobe Flex 2.0 今年夏登場 「私たちアドビが、このエクスペリエンスエコノミにおいてなにを提供できるか、ということです」と、アドビシステムズ、マーケティング本部本部長 伊藤かつら氏は述べる。これに対する答えとしてアドビでは、エンゲージメントプラットフォームを展開してユーザエクスペリエンスを提供していくのだと続けた。Adobe Flexはエンゲージメントプラットフォームを構成
Web開発、コンサルティングを手がけるソシオメディア主催の「DESIGN IT! Conference 2006 Spring - CMSにみるITデザインの可能性 - 」が、秋葉原コンベンションセンターで開催された。中心テーマは「コンテンツマネジメント」。このイベントに先駆け、2005年2月末に開催されたプレイベント「DESIGN IT! Pre-Conference 2005」で提示された6つのテーマから、さらに絞り込まれた。また、コンテンツ管理を考えていく上で欠かせない、情報をどのように構築すべきなのかを考える「情報アーキテクチャ」、ユーザーエクスペリエンス(ユーザーの体験)を設計する「インタラクションデザイン」も重要なテーマとして設定されている。 今回は、基調講演を務めたSemantic Studios代表ピーター・モービル氏のセッション「Web 2.0時代の情報設計」をリポー
まったく新しいもの 世の中の怪物、キメラやスフィンクス、エイリアンから怪人に至るまで、あらゆるクリーチャーは、何かと何かの合成でつくられてきた。まったく新しいものを想像/創造することは、きわめて困難なことのひとつだからだ。まったく新しいものには名前がつけられることで、初めてそれが他のものと区別される。魔術とは本質的に、秘密の名前についての科学だ。 言葉に先立つ概念があるか。これは哲学の重大な問題だが、一般にものごとは、言葉によって他のものと峻別され、特徴をもった存在として屹立する。 言葉はある。しかし、中身はない――そんな特別な言葉が、コンピュータにはある。「ハイパーテキスト」である。いまから40年以上も前に、この言葉を生み出した男がいる。テッド・ネルソン氏。時代を40年以上も先取りした男だ。 テッド・ネルソン氏 ハイパーテキストというからっぽの容れ物に、それから40年、多くの人がいろいろ
ID:105 氏名:関根千佳 年齢:48歳 職業:ユーディット代表取締役 場所:新橋 携帯電話:au「W11H」 1カ月の携帯電話使用料金:6,000円 筆者はこれまで、関根さんが、誰でもデジタル機器を使えるようにする、つまりデジタル機器に対する敷居を低くするための活動を行っているのかと思っていたのですが、それだけでなく、新たな可能性やチャンスを拡げる、よりポジティブな活動をされているのですね。 「デジタル技術の発展には、例えばデジタルデバイドを生むといったように、陰の部分があります。しかし、光の部分も非常にたくさんあるんですよ。私が取り組んでいるのは、この光の部分だらけなんです。そういう風に考えると、例えば、自分がどこかが悪くなったとしても、他の部分を使ってこういう仕事ができるといったように、前向きに考えることができるんです。しかも、私の周りには、そういったサンプルがたくさんあるので、私
ID:105 氏名:関根千佳 年齢:48歳 職業:ユーディット代表取締役 場所:新橋 携帯電話:au「W11H」 1カ月の携帯電話使用料金:6,000円 最近、携帯電話はシンプルな機種と、多機能な機種に2極化しているように思えますが、今後、どうなっていくと思われますか。 「今後、多機能機種がさらに多機能化するかといえば、それは難しいところだと思います。技術の進化に関しては、成熟曲線というものがありまして、それは、技術が世の中に出ると、最初はどんどん多機能化していくけれども、あるところまで行くと低下していくというものです。最近、ケータイもようやく多機能化が止まり始めていると感じています。つまり、成熟曲線のピークに来ているということです。もちろん、マニアックな人たちが好むような多機能機種は残っていくと思いますが、今後、一般的な機種は、かなりシンプルになっていくのではないかと考えています。 現在
MicrosoftはMIX 06で、Windows Presentation Foundation/Everywhere (WPF/E)のデモを披露した。WPF/EはWPFのサブセットで、XAMLで記述されたWPF (Windows Presentation Foundation ) のユーザーインタフェースを、Windows Vista/XP以外のプラットフォームでも表示させる技術だ。 リードプログラム・マネージャーのJoe Stegman氏は最初に、「WPFとWPF/EはXAMLフォーマットやプログラミングモデルなどエコシステムは共有しているが、別個のテクノロジである」と念を押した。 WPFは、Widndows Vistaに搭載されるプレゼンテーション・サブシステムだ。表示エンジンとマネージドコード・フレームワークで構成されており、文書、メディア、ユーザーユーザーインタフェースの作
MIX 06では、「Live Clipboard」のデモを披露するセッションが用意された。これは3月7日 (米国時間) に、MicrosoftのCTOであるRay Ozzie氏が自身のブログで明らかにしたデータ共有の仕組みである。同氏はブログの中で、マッシュアップがいかにWebの世界を変えているかに触れ、「デスクトップ・アプリケーションで"マッシュアップ"を実現している、もっとも基本的な技術は何か?」と問うている。答えは「クリップボード」だ。今日のPCユーザーは選択/コピー/貼り付けを当たり前のように使って、あるアプリケーション上の内容を異なるアプリケーションに移している。だが、クリップボードが無ければ、複数のアプリケーションの結びつきは実現しない。このクリップボード・モデルをWebにも適用しようというのがLive Clipboardだ。 Webページの内容を選択してコピーし、ワープロ
ID:105 氏名:関根千佳 年齢:48歳 職業:ユーディット代表取締役 場所:新橋 携帯電話:au「W11H」 1カ月の携帯電話使用料金:6,000円 ITに関するユニバーサルデザインには、どういったものがありますか。 「PCについては、肢体が不自由な人でも使えるものが、5、6年前から開発され、すでに普及しています。例えば、指先が1〜2mmしか動かない人のためのスイッチやまばたきで操作できるPCなどは、各メーカーが開発してきました。また、一般のソフトを、そういったPCで動かすといったこともすでにできるようになっています。さらに、デスクトップ画面のアイコンを大きく表示する、色を変えて表示するといった機能も、以前は特殊機能でしたが、今ではWindowsの機能の中にデフォルトで入っています。この数年で、ハード、ソフトの両面において、非常にユニバーサルデザインは進んできています。 特に、"誰にで
MIX 06でBill Gates氏が基調講演を行った後、対談セッションが用意された。ゲストの質問にGates氏が答えるという形だが、そのゲストがWeb 2.0というキーワードを広めたTim O'Reilly氏だった。 Tim O‘Reilly氏(左)とBill Gates氏 「私がここにいるのは、私がWeb 2.0というアイディアで、無数のブログのポストとVC(ベンチャーキャピタル)の参入を促した人物だからだろう。ここではLiveソフトウエアと呼ばれているが、インターネットをプラットフォームとして進化させようとしている点で、我々は同じことについて話していると思う」とO'Reilly氏。ただし、O'Reilly Mediaの創設者である同氏は、オープンソースを支援してきた人物としても知られる。同じことを話しているかもしれないが、"相容れない価値観"も持っている2人の対談である。 O'Rei
ID:105 氏名:関根千佳 年齢:48歳 職業:ユーディット代表取締役 場所:新橋 携帯電話:au「W11H」 1カ月の携帯電話使用料金:6,000円 「では、さらに一歩、踏み込んで、日本では、障害を持った人たちをなぜ隔離してしまうのでしょうか。米国は、移民の国といわれており、様々な人種の人々が暮らしています。また、欧州も国同士が隣接しているので、昔から、他の国の文化と接する機会を数多く持ってきました。それに対し日本は島国のため、閉鎖的で、少しでも違うものは排除しようとする傾向が強かったのです。私はそういった日本の文化の悪い面が、そのまま受け継がれ、今に至ってしまっていると考えています。 また、私がこの会社、ユーディットをつくった最大のモチベーションにもなっているのですが、日本は、これまで、健康な成人男性だけを想定して作られた社会だったのです。女の人も子供も高齢者も外国人も障害者も視野に
ID:105 氏名:関根千佳 年齢:48歳 職業:ユーディット代表取締役 場所:新橋 携帯電話:au「W11H」 1カ月の携帯電話使用料金:6,000円 今回は、情報のユニバーサルデザインを研究されている会社、ユーディットの代表取締役である関根千佳さんです。早速ですが、このお仕事を始められたきっかけから教えて下さい。 「私は大学卒業後、日本IBMに入社したのですが、IBMの社員だった当時、夫の仕事の関係で、1988年から2年間ほど米国に住んでいたことがあります。そこで、ITに関する米国と日本の利用者像の違いにショックを受けたのです。 当時から、米国では、高齢者や障害を持った方も生き生きと働いておられて、しかもPCなどのIT機器もかなり使いこなしていました。例えば、全盲の方が、大学に設置してあるコンピュータの端末を使って情報を検索していたのです。私はそれを見てすごいと思いました。それに対し、
仕事には大抵、「納期」というものが決められている。このコラムにも「締め切り」という名の納期があり、毎週火曜になると、容赦なく担当編集O氏からの催促がメッセンジャーのウィンドウにポップアップする仕組みになっている。 納期というのはつまり、顧客に対して「これこれこういう仕事を、いついつまでに終わらせますよ」という約束である。約束を守らないとどうなるか。当然信用を失い、仕事を切られ、最悪の場合は失職して路頭に迷うハメになるのである。だから我々社会人は、どんなに辛くとも苦しくとも、なんとかして納期を守ろうと努めるわけだ。 が、原稿書きのような個人的な仕事ならば進捗は自らの努力次第だが、企業の仕事というのは、その大半がもっと大規模で複雑なものである。仕事の規模が大きくなれば、比例してプロジェクトを構成する要員の数も増える。人が増えればそれだけ、個々の担当する業務の進捗を厳密に管理する必要が出てくるの
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