はてさて、北朝鮮ではきな臭い動きが続いておりますが、少々離れまして、ドイツのお話について触れてみたいと思います。 先日、ドイツは戦後最大規模といわれる基本法改正案を可決しました。 内容は以下の記事にあるとおりです。 ドイツが過去最大の改憲へ国と地方の役割分担見直し 【ベルリン=三浦耕喜】ドイツ連邦議会(下院)は30日、連邦制度改革のための基本法(憲法)改正案について採決。賛成428、反対162、棄権3で、改正に必要な総議員の3分の2以上の賛成多数で連邦参議院(上院)に送付した。国と地方の役割分担を抜本的に見直すもので、改正される条文は25に上り、過去最多。改正案は7日にも参院で成立する見込みで、1949年5月の基本法制定以来、53回目の憲法改正となる。 連邦制度改革は、基本法に定める国と各州の役割分担について、外交や国防、環境保護や原発政策などを国の責務と明記する一方、公務員への待遇や文教