都内に住む女性に息子を装ったうその電話をかけて現金100万円をだまし取ったとして、20歳の男が詐欺の疑いで警視庁に逮捕されました。 男は中学時代の後輩などの少年7人を使って現金を引き出させていたということで、警視庁は少年らが引き出した現金が1億円近くに上るとみて調べています。 逮捕されたのは東京・八王子市の設備工、小山内友涼容疑者(20)です。 警視庁によりますと、小山内容疑者は去年9月、調布市の63歳の女性に、息子を装って「人妻を妊娠させたので示談金を振り込んでほしい」などと、うその電話をかけて、現金100万円をだまし取った詐欺の疑いが持たれています。 これまでの調べで、小山内容疑者は中学時代の後輩など少年7人を「稼げる仕事をやらないか」などと誘い、「出し子」と呼ばれる振り込め詐欺の現金の引き出し役をさせていたということです。 少年らは別の男からの指示で、去年2月から11月までに合わせて