ドット符号は、ダイアクリティカルマーク(発音区別符号)の一種で、ラテン文字の上または下などに付される点である。用途や読みは言語によってさまざまである。 日本語等でも強調のために文字の上(横書き)や右(縦書き)に点が付される場合があるが、これは傍点という。 ポーランド語 ż が使われ、そり舌の /ʐ/ を表す。 リトアニア語 ė が使われ、/eː/ を表す。 カタルーニャ語 ŀ が使われる。カタルーニャ語の正書法では l を2つ書いた ll で口蓋化した /ʎ/ を表すため、長子音 /lː/ を表すためには ŀl と綴る。 マルタ語 ċ, ġ, ż が使われ、それぞれ /tʃ/, /dʒ/, /z/ を表す(z は /ts/ または /dz/ を表す)。 トルコ語、アゼルバイジャン語 İ が i の大文字として使われる。I は点のない ı の大文字として使われる。 チェチェン語 1992年の