このブログで以前紹介した東京町家の迎川さんが、いよいよ動き始められた。迎川さんとは、「あたり前の家」ネットワークでご縁があり、そのサイトで往復書簡ブログをやらしていただいているのだが、その迎川さんが、今春からいよいよ『木造ドミノ研究会』という、工務店ネットワークを立ち上げられたのだ。 この画期的な成果により、2007年度のグッドデザイン賞、地域住宅計画賞、エコビルド大賞を受賞したという、話題の木造住宅だ。 何よりも素晴らしいのは、地域工務店のネットワークの中から生まれてきた企画住宅として立案されている点で、住宅産業が、地域工務店を核とした真の意味で地域に根ざした地場産業として再生していく道筋を示すものとして高く評価されている。 木造ドミノ住宅の画期的な成果 住宅とは、商品ではなく、建て主にとっても、それを施工するビルダーにとっても一つの作品であり、本来的にハウスメーカーのような企業に属する