今季から女子サッカーの県リーグに新規参入するノジマ。チームの立ち上げを前に2度にわたって行われた入団セレクションには、現役のなでしこリーガーを含む計58人が集まった。下部リーグからスタートする新チームにこれほどの応募があるのは、トップチームの選手と社員契約を結ぶというノジマの「好待遇」が一因だ。昨年のワールドカップ(W杯)優勝で人気が爆発した感がある女子サッカーだが、一部の日本代表選手を除き、まだまだ選手の環境は厳しい。ノジマは1日、チーム発足の会見を行う。 昨年12月になでしこリーグのジェフレディースを退団した井上友利恵(23)もセレクションを受けた一人。ノジマの待遇、環境面を聞いて受験を決めた。 日本サッカー協会によると、新チームのノジマは全日本女子選手権で好成績を収めるなどすれば最短2年でなでしこリーグ入りの可能性があるが、通常なら県リーグからスタートして6年かかる。井上にとって