1970年の日航機よど号ハイジャック事件で、北朝鮮に渡った元赤軍派メンバーらが暮らす平壌の「日本人村」の様子を撮影した写真が、17日までに共同通信に寄せられた。 公安当局によると、日本人村は、メンバーや後に合流した日本人妻、現地で出生し現在は日本に戻った子らが、多い時には30人以上暮らしていたとされ、写真の公開は珍しい。 撮影したのは編集者の椎野礼仁さん(65)。メンバーらの招待を受け、作家で映画監督の森達也さん(58)や支援者数人とともに4月下旬、北京経由で平壌を訪れた。 椎野さんらによると、平壌中心部から車で約40分の大同江沿いの山林に、メンバーらが生活する3階建ての鉄筋アパートなど10棟余りが点在。現在はアパートのほか、事務所や来客用宿舎、食堂の4棟が、北朝鮮当局から貸与されている。
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