前代未聞の謝罪Vだ。横綱白鵬(31=宮城野)が、注文相撲で横綱日馬富士(31)を下し、自身の持つ最多記録を更新する36度目の優勝を果たした。左への変化であっさり決着をつけたことに、観客からヤジが連発。白鵬は優勝インタビューで「本当に申し訳ない」と泣いてわびた。ダメ押し問題など第一人者としての課題が残ったが、4場所ぶりの優勝で強さも見せつけた。 荒れる春場所が、最後に大荒れになった。祝福の場になるはずだった白鵬の優勝インタビュー。観客からは拍手とともに、怒りの声が飛び交い、異様な雰囲気になった。 「勝ったら何でもいいんか!」「そんなに懸賞金が欲しいんか!」…。 容赦ない罵声に、白鵬の目が潤み出す。4場所ぶりの優勝に「8カ月の長い間、優勝から遠ざかってたんで」と言った後の言葉が続かない。「すみません」と小声でつぶやく。それでも、ヤジは止まらない。「金返せ!」「モンゴルへ帰れ!」…。厳しい声を立
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