「(Illustrated Guide to Home Chemistry Experiments)」(図解:家庭で出来る化学実験)なる本がアメリカで出版されたそうです。 400ページを超えるこの本の著者は、一般市場向けの化学実験用品が減り、科学教育の質も低下している現状に一石投じるべくこの本をまとめるに至ったとのことで、掲載されている実験は銅の精錬やアルコールの精製、レーヨンの合成から、潜在指紋の採り方や血液の検知法など多岐に渡ります。 WIREDのレビューによると、序盤は研究室ノートの作り方、安全、器材や材料の揃え方などにしっかりとページを割き、安全かつ正しく実験が行えるように計測・ろ過・分離などの実験技術について書かれた章が続き、その後やっと各実験に関する章に入るとのこと。また、この本を書くにあたって著者は自身及び実験者の安全や法的責任を守るため、爆発物や塩酸メタンフェタミン(覚醒剤