北朝鮮人記者が取材 雑誌「リムジンガン」創刊2008年4月3日19時16分印刷ソーシャルブックマーク 北朝鮮の市民の日常を、北朝鮮人記者が取材した映像や記事でつくる雑誌「リムジンガン(臨津江)」を創刊したと、ジャーナリストの石丸次郎さんが3日、東京の外国人記者クラブで明らかにした。隔月刊の朝鮮語版は昨秋、季刊の日本語版は今月から発行。英語版も今後できる。 北朝鮮で取材を続けるのは6人。創刊号には、厚底サンダルをはいて歩く女子学生や、中国製の雑貨があふれる市場など庶民のふだんの暮らしぶりがうかがえる資料が多数盛り込まれている。映像や記事は北朝鮮・中国間の国境を越えて運ばれたという。 雑誌名は、南北朝鮮を分断する軍事境界線付近を流れる川の名。「わたしたちのことを南の同胞や世界の人に知ってほしい」と北朝鮮人記者らが名付けたという。責任編集者の石丸さんは「危険性を覚悟しながらも伝えたい意思が彼らに