米TIME誌のEliana Dockterman記者が「我々は映画でどう警察を描くべきか見直している。スーパーヒーローについても話すべき時が来た」とする記事を投稿。これに不安の声が出ている。 警察解体の呼びかけが広まるアメリカでは、ハリウッドがどのように警察をヒーロー化するか再考している。映画で警察官は多くの場合「善良な者」として位置づけられてきたが、「悪者」は多くの場合有色人種であり、制度的人種差別は描かれてこなかった。 このため警官の活躍を描く密着番組『Live PD』は放送中止に、子供向けアニメ『パウパトロール』も批判が殺到している。暴力で正義を執行するスーパーヒーロについても吟味すべき時期に来た。 スーパーヒーローとは、自らの力の行使に際して何ら確認の必要もないマント姿の白人警官だ。 バットマンが秩序を無視して悪事を働いた場合、彼の正義を裁く監督機関はない。アイアンマンも犠牲者につ