iPhoneが黒船となり、従来のガラパゴス状態から脱却し、日本の携帯キャリア、端末メーカー各社もそれぞれグローバル標準をめざすようになった昨今、オープンなスマートフォンが日本でも一般に使われるようになりました。しかしながらコンテンツ制作側から見ると、複数のモバイルプラットフォームが存在し、端末の多様化に歯止めがかかるどころか、細分化はさらに加速されている現状において、プラットフォームの特徴を活かし、魅力あるアプリを効率良く開発し、より多くの収益を確保するのは容易ではありません。大手パブリッシャは数年前までであれば、そのスケールをテコに、ローコスト開発拠点において、労働集約的に個別端末対応のための移植作業で、マルチ展開をまさに力技で実現してきましたが、このようなアプローチはもはや行われていません。本セッションでは今、世界のグローバルパブリッシャから、独立系アプリケーションデベロッパーがどのよ