日本の美意識、独自性や発想の違いは言語にもでている 前編 では、縄文時代から日本人はすでに、自然や美を「抽象化する能力」を持ち、自然と共生し、自然と自然の中にある尊い御霊を抽象化したものが芸術のはじまり、仏教伝来、仏教美術、天平文化のお話しをしました。 (*参考記事:知らないと損する仏像の歴史!) 後編は日本の歴史を言語や文化遺産で読み解いていきます。 ※ このページから直接動画をご覧頂けます。また下部には、まとめもございます。 田中英道 日本の美術史家 東北大学名誉教授 プロフィール 【経歴】 1964年 東京大学文学部仏文科卒業。 1966年 同美術史学科卒業、ストラスブール大学に留学。 1969年 「ジョルジュ・ド・ラ・トゥールの作品」で博士号取得。 1992年 東北大学文学部教授。 1996年 「ミケランジェロ・システィナ礼拝堂天上画の研究」で東北大博士(文学)。この間、