ファブラボ関内(横浜市中区相生町3)は9月8日、「障害を持つ方々を支えるものづくり」をテーマにした公開トークを行う。 当日は、社会的認知度の低い障害を持つ人の悩みを解決しようと立ち上げられた、キーボード操作が困難な人向けの入力デバイスの開発、3Dプリンターを活用した義足作り、オストメイト(人工肛門人工膀胱保有者)支援アプリ開発の3つのプロジェクトを紹介する。 「キーボード操作が困難な人向けに新しい入力デバイスを開発したい」は、3年前に脳出血で倒れ、左半身麻痺を持つ佐々木龍文さんが体験をもとに立ち上げたプロジェクト。身体障害者や高齢者でも簡単にパソコンを使うことができるよう、肘と手首だけで操作できるデバイスの開発に取り組んでおり、現在、クラウドファンディングを使ってインターネット上で開発資金の応援を呼びかけている。 「『2本目の義足』で人生をさらに楽しむ社会づくり ~3Dプリンターを活用した