兵庫県伊丹市西台1の飲食店で1日に起きた爆発事故で、同県警伊丹署は4日、意識不明の重体になっていた女性が同日午後1時40分ごろに死亡したと発表した。死因は不明だが、胸部に強い打撲の跡があったといい、司法解剖して詳しく調べる。 【写真】タンクが裂ける音と爆発の瞬間のごう音を覚えている 日本触媒爆発事故 同署によると、死亡したのは同市内の自営業の女性(67)。事故は1日午後7時10分ごろに発生。女性は60代の知人男性と来店し、テーブル席の鉄板の上に置かれたカセットこんろで肉を焼いていたという。爆発音がした後に女性が倒れ、ガスボンベには穴が開いていた。当時、店内にいた店主と従業員、一時的に店の外に出ていた男性は無事だったという。 同署はガスボンベが破裂したとみて、業務上過失致死容疑も視野に捜査。店主ら関係者から事情を聴いている。 現場は阪急伊丹駅の北西約200メートルにある飲食店「お好み焼 焼肉