11日午前、東北新幹線の車内で周囲の乗客に折り畳み式のナイフを見せ列車を止めさせたとして、栃木県の70歳の容疑者が威力業務妨害の疑いで警察に逮捕されました。けが人はなく、警察が詳しい状況を調べています。 警察やJR東日本によりますと、11日午前10時半過ぎ、東北新幹線の東京発・盛岡行きのやまびこ161号の車内で、乗客から非常ボタンが押され、上野駅から大宮駅に向かう途中で停止しました。 3号車の自由席に座っていた乗客が折り畳み式のナイフを持って周りに見せていたということで、その後、最寄りの大宮駅で駆けつけた警察官に逮捕されました。 逮捕されたのは、栃木県大田原市の自称農業、平山直充容疑者(70)で、新幹線の運行を妨害したとして威力業務妨害の疑いが持たれています。 容疑者は車内で暴れることはなく、乗客や乗員にけがはありませんでした。 警察の調べに対し「刃物を出したのは間違いない」と容疑を認めて
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