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ブックマーク / www.jaxa.jp (8)

  • JAXA|月周回衛星「かぐや(SELENE)」のハイビジョンカメラ(HDTV)による「地球の出」撮影の成功について

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)および日放送協会(NHK)は、平成19年10月18日(日時間、以下同様)に高度約100kmの月周回観測軌道に投入した月周回衛星「かぐや(SELENE)」からハイビジョンカメラ(HDTV)による「地球の出」(注)の動画撮影に世界で初めて成功しました。 月面越しに地球が昇っていく「地球の出」は、アポロ計画で初めて撮影されました。暗黒の宇宙空間にただひとつ浮かぶ青い地球が印象的なこの画像のハイビジョン撮影に、今回、「かぐや(SELENE)」が世界で初めて成功しました。また、この画像は約38万km隔てた遠い宇宙から地球をハイビジョン撮影したもので、これも世界で初めてです。 撮影は、「かぐや(SELENE)」に搭載されたNHK開発の宇宙仕様のハイビジョンカメラ(HDTV)によって行われたものです。「かぐや(SELENE)」で撮影した動画画像をJAXA臼田宇宙空間観

  • JAXA|「はやぶさ」探査機の状況について

    「はやぶさ」探査機は、昨年11月に小惑星イトカワから離陸後、化学エンジンからの燃料漏洩と、同エンジンの機能が復旧できない状態が続き、12月8日に加わった燃料等のガス噴出によると思われる外乱により姿勢を喪失し、同日以来、地上局との交信が途絶していました。電力と通信を満たす姿勢条件は、向こう1年間に60-70%の確率で両立することや、この間、探査機を地上局のアンテナビーム内にとどめて追跡できることが確認できていたため、2007年春に地球への帰還軌道に載せ、2010年6月に地球に帰還させる計画を採ることとしました。12月13日以来、救出運用に切り替え、通信の復旧にむけて努力を行うこととしてきたところです。(2005年12月14日JAXAプレスリリース) その後、年1月下旬に「はやぶさ」からの電波が受信されるようになりましたが、きわめて脆弱な交信状況に留まっていました。続いて2月末になって、よう

  • JAXA|「はやぶさ」探査機の状態について

    「はやぶさ」探査機は、燃料漏洩に起因するガスの噴出と推定される姿勢変動を生じたため、12月9日以来、運用ができない状態が続いており、現在、復旧作業を行っています。長期的には復旧できる可能性は比較的高いものと考えられますが、当初計画されていた2007年6月に地球に帰還させることは難しくなり、飛行を3年間延長して、2010年6月に帰還させる計画へと変更することとしました。 12月8日、臼田局からの消感1時間半ほど前に、突然、受信レベルの低下とレンジレートの大きな変化が観測されました。観測されたレンジレートの大きさがゆっくりと減衰していることや受信レベルも緩やかに低下したことから、原因は、先日の燃料漏洩に起因したアウトガスの噴出に伴う姿勢異常が生じたものと推定されます。 燃料の漏洩は、11月26日の離陸後、及び11月27日の消感後に発生したと推定されており、11月29日にビーコン受信が復旧して以

  • 「はやぶさ」探査機の状況について | JAXA

    すでにお知らせしていますように、「はやぶさ」は、セーフホールド状態を解除する一連の姿勢・軌道制御指令が一部不調に終わったと推定され、姿勢や通信系など探査機の主要なシステムの機能低下に陥りました。その後、11月29日には、低利得アンテナによるビーコン回線が復旧していたところです。 11月30日からは、自律診断機能による電波の変調のオンオフによる復旧運用を開始しました。続いて12月1日には、低利得アンテナ経由で、回線状況が悪く中断が頻発する状態ではありましたが、毎秒8ビットの伝送速度で、テレメータデータの取得が行えるようになりました。現在までに送信されてきた内容によれば、11月27日に指令した姿勢軌道制御は、何らかの原因により不調に終わり、大きな姿勢喪失または何らかの原因による電力喪失が発生したもようです。探査機内に漏洩した燃料の気化にともない、かなりの機器に大幅な温度低下が発生するとともに、

  • JAXA|「はやぶさ」の第2回着陸飛行の結果と今後の計画について

    「はやぶさ」は、平成17年11月26日に、イトカワ上のミューゼスの海付近への着陸および試料採取を目的とした第2回目の緩降下を試みました。 第2回の着陸・試料採取飛行では、第1回での実績をふまえ、シーケンスの継続性を確保するために以下の対応をとりました。 (1)ターゲットマーカを使用しないこと第1回目のマーカがすでにミューゼスの海に展開されており、今回新たなマーカを投下する場合、2個のマーカを識別してしまう可能性がかなり高く、また一方では、確実にすでに投下済みのマーカが抽出・識別されることを保証することは難しく、今回は投下を行わないこととしました。なお、後解析のために投下済みマーカの検出記録は、モニタとして残すこととしました。 (2)障害物検出機能を用いないこと第1回の飛行では、Fan Beam Sensor (FBS) を最低感度に設定して使用しましたが、何らかの反射光が検出され、シーケン

  • http://www.jaxa.jp/news_topics/column/special-4/index_j.html

  • JAXA|静止気象衛星5号(GMS-5)「ひまわり5号」の運用終了について

    1. 報告事項 年6月28日の運輸多目的衛星新1号(MTSAT-1R)「ひまわり6号」の気象ミッションの正式運用開始に伴い、老朽化した静止気象衛星5号(GMS-5)「ひまわり5号」の運用を終了することについて報告する。 2. 経緯 (1)平成7年3月18日に「ひまわり5号」をH-IIロケット試験機3号機により打ち上げた。 別紙1に「ひまわり5号」の概要を示す。 (2)平成15年5月22日に可視赤外スピン走査放射計(VISSR)ミラー駆動機構の劣化により南半球の一部が欠け、地球の全球観測ができなくなったことに対応するために、米国衛星「ゴーズ9号」(GOES-9)へ画像観測を引き継ぎ、観測データの利用者への配信及び通報局からの気象観測データの収集のみを継続することとなった。 別紙2に気象衛星画像を示す。 (3)平成17年2月26日に「ひまわり6号」をH-IIAロケット7号機により打ち上げた。

    ykrishnas
    ykrishnas 2005/07/20
  • JAXA|炭素繊維複合材の高耐熱・高強度化に貢献 世界初、成形中に水が発生しない耐熱複合材用樹脂を開発

    TOP > プレスリリース > 炭素繊維複合材の高耐熱・高強度化に貢献 世界初、成形中に水が発生しない耐熱複合材用樹脂を開発 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、航空宇宙分野で使用される高耐熱で高強度な炭素繊維複合材料素材の研究を進めていますが、この度、複合材料の母材となるポリイミド樹脂に改良を加え、複合材の成形加工中に強度低下に繋がる水の発生を防止することに世界で初めて成功しました。 航空宇宙分野で用いられる耐熱複合材料は、炭素繊維に樹脂を含浸させたプリプレグと呼ばれる薄い可とう性のあるシート状の素材を積層し、目的とする形に成形・加熱硬化して作られます。 これまでの耐熱ポリイミド複合材料は、成形過程で樹脂が化学変化を起こすため、水が発生、それを除去するために複雑な工程を必要としていました。これは、材料中に残った水分が空隙となって強度が低下することを防ぐために、必須の工程となっていました。

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