価格が手ごろだったり、すぐに入居できたり、中古マンションにはメリットがいろいろ。でも、見えない不具合があるのでは…という心配もあるだろう。そこで、安心&納得して中古マンションを買うために、「ホームインスペクション」と「既存住宅売買瑕疵(かし)保険」について知っておこう。 ■住まいの状態を診断&アドバイスをもらえる「ホームインスペクション」 ホームインスペクションとは、専門家が建物の劣化状態や不具合の有無を調査・診断し、メンテナンスの必要性やその時期などについて報告してくれるもの。国土交通省が2012年3月に公表した「中古住宅・リフォームトータルプラン」や、6月に「不動産流通市場活性化フォーラム」から受けた提言でも、その普及が重要な項目として挙げられている。 では、ホームインスペクションは、どのように利用されるのだろう。売主や不動産仲介会社が中古物件を売りやすくするために利用する場合もあるが
東日本不動産流通機構の「築年数から見た首都圏の不動産流通市場」の結果によると、首都圏の中古住宅の売買で、築30年を超える物件の取り引きが拡大しているという。その背景とは?調査結果を詳しく見ていくとともに、築年数の古い物件を購入する際に不安を払拭してくれるサービスについても紹介しよう。 築30年超物件の成約する比率が拡大している 今回公表された「築年数から見た首都圏の不動産流通市場」は、2012年の1年間において、中古マンションと中古一戸建ての物件を築年数の観点から分析し、市場動向をまとめたもの。 このデータを公表した東日本不動産流通機構は、各地域の主な不動産会社が会員となっている、国土交通大臣指定の組織だ。会員の不動産会社は、REINS(レインズ)と呼ばれるネットワークシステムに、不動産の情報を登録することで、情報交換を行うようになっている。 このネットワークを通じて2012年に成約した首
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