(一社)不動産流通経営協会はこのたび「住宅購入がライフスタイルに与える影響に関する調査」を実施し、その結果を発表した。 調査の主な目的は、昨今の暮らし方の変化(所有物の減少、外食・外食・中食の増加、家電製品等の小型化、間取りの効率化など)により、居住面積水準が狭くても十分に満足できる暮らしが実現できる可能性があることから、50m2未満の住居(賃貸住宅を含む)に居住している人々の主観的満足度を明らかにすること。 それによると、50m2未満の住居への主観的満足度(10点満点)は、若者(25~35歳)は賃貸で6.0点、持ち家で6.9点だった。50m2以上は賃貸6.4点、持ち家7.3点で、賃貸より持ち家のほうが満足度が高く、50m2未満より50m2以上のほうが同じく満足度が高いという結果だった。 ただし、年齢、性別といったデモグラフィック属性や、住宅種別(持ち家か賃貸か)、築年数などの建物属性を加