小学6年生の作家・ういさんによるLGBTQ+当事者へのインタビューを絵本にした『みんな えがおになれますように』(Gakken)が、発売された。子どもの視点ならではの率直な質問と、一般の方やオードリー・タン氏、杉山文野氏、ロバート キャンベル氏といった幅広い分野の当事者による真摯な回答は、子どもにはわかりやすく、大人にはハッとさせられる気付きがたくさん詰まっている。柔らかなイラストと希望にあふれ、爽やかな読後を残すこの絵本の著者・ういさんに話を聞いた。 愛知県に暮らす小学6年生のういさんが「LGBTQ+について知りたい」と思ったのは小学3年生のときのことだった。 「Eテレの番組でトランスジェンダーのことが紹介されていて、お母さんに『こういう人たちって本当にいるの?』と聞きました。そうしたら『いるよ』って。だけど番組だけではわからないことがたくさんあって、知りたいことがどんどん湧いてきたんで
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