カラーマッチングにおいてディスプレイが一番影響が大 きいことは今まで説明したとおりです。ディスプレイは、 色をコントロールする作業において最も重要なヒューマン インタフェイスの役割を担いながら、正しく調整がされていなかったり、表示性能が低かったりなどの原因により、色を適切に表示できていないケースがほとんどなのです。 カラーマッチングには、まずディスプレイのキャリブレーションとプロファイル作成を行なうことが先決です。 具体的な設定方法について、三菱ディスプレイ広色域モデルRDT261WHとカラーキャリブレーションツールi1(アイワン)Display 2(エックスライト社製)を例にとって説明します。 【手順1】 ディスプレイの電源を入れて、30分~1時間程度ディスプレイを点灯させ、バックライトが安定するのを待ちます。スクリーンセーバーやディスプレイの省電力設定はオフにしてお