Scala基礎文法最速マスターを書こうか迷っていたら、既にyuroyoroさんに書かれてしまったので、ちょっと違う方向で。BNFを既に知っている人は、これを読めばPEGの基礎をマスターしてPEGを書くことができるようになるでしょう(ほんとか?)。 基本 Parsing Expression Grammar(PEG)はBNFに似ているけど、ちょっと(かなり?)違う文法の表記法です。BNFはその文法がどのような言語を表現しているかを定めるのに対して、PEGは入力がどのように解析されるかを定めます。PEGとBNFの一番大きな違いは、PEGには曖昧さが無いことです。たとえば、プログラミング言語のif文を表現する次の擬似BNFには曖昧さがあります。 statement ::= if_statement | ...; if_statement ::= IF LPAREN expr RPAREN sta
packrat parsing というパーサの実装方法があります。特徴は、再帰下降パーサ + 無限先読み可能 + memoize*1 という感じです。僕が下手な説明をするより、英語わからなくても Haskell わかればわかる素晴らしいスライドやPappy (reference implementation) を参照してもらったほうがいいです。 で、練習として Ruby で packrat parser を使って足し算と掛け算だけの電卓を作ってみました。 $ ruby arith.rb 1 + 2 + 3 => 6 1 + 2 * 3 => 7 1 + 2 * (3 + 4) => 15文法はこんな感じ。 式 = 空白 加算式 文字列終端 加算式 = 乗算式 ("+" 乗算式)* 乗算式 = プリミティブ ("*" プリミティブ)* プリミティブ = 数値 / "("
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く