今回は Python のデータベースマイグレーションツールの Alembic について。 Alembic を使うとデータベースのスキーマをマイグレーションスクリプトにもとづいて管理できる。 マイグレーションスクリプトというのは、スキーマのバージョンを現在の状態から進める・戻すのに必要な手順が書かれたスクリプトのこと。 このブログでも、以前に Alembic でマイグレーションスクリプトを自動生成するための方法について書いたことがある。 blog.amedama.jp そして、今回はアプリケーションの実運用が始まってしまった後からスキーマの管理を Alembic に移行するための手順を書いてみる。 スケジュールが厳しいプロジェクトなんかだと、リリースまでにマイグレーションまで手が回らないなんてこともまあ考えられる。 今回使った環境は次の通り。 RDBMS には MySQL 5.7 を使った。
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