本連載の第1回目では、「日本におけるFlash Liteの仕様」について解説しました。第2回目では、「待ち受け時計を作る」をテーマに解説する予定でしが、前回の反響が大きかったため急遽予定を変更して、仕様面に関してもう少し解説しておきたいと思います。今回は「FlashLiteの再生環境」についてです。 日本の携帯電話の場合、Flash Liteコンテンツは「ブラウザ」「画面メモ」「データフォルダ」「待ち受け」「着Flash」「デコアニメ」「着せ替えメニュー」など様々な箇所で再生できます。実は、再生環境によって、Flash Liteで利用できる機能に違いがあります。例えば、ブラウザではキー操作に反応するインタラクティブコンテンツを再生できますが、待ち受けではキー操作は無効となります。 Flash Liteコンテンツを制作する際には、前回解説したキャリアごとの技術仕様に加えて、再生環境における機