日大全共闘結成50周年の集いの参加者が持ち寄ったヘルメット=東京都千代田区で2018年6月10日午後0時49分、和田大典撮影 東京・千代田で「日大全共闘結成50周年の集い」 1968年に日本大の不正追及に学生たちが立ち上がった「日大闘争」から今年で50年となるのに合わせ、日大全学共闘会議(全共闘)の元メンバーが10日、東京都千代田区で「日大全共闘結成50周年の集い」を開いた。参加者は日大アメリカンフットボール部の「悪質タックル」問題での大学側の対応と当時を重ね「大学の対応は50年前と何も変わっていない。我々も共に闘うぞと叫びたい」と学生に呼びかけた。 日大闘争は68年、東京国税局から約20億円の脱税を摘発された巨額使途不明金問題をきっかけに起きた。学生は「日大全共闘」を結成し、校舎にバリケードを築いて封鎖した。最大のヤマ場となった同年9月の大学側との交渉では、両国の日大講堂に3万人以上の学