Googleが「Chrome」ブラウザを発表して世界を驚かせてから間もない頃、Microsoftの最高経営責任者(CEO)であるSteve Ballmer氏は、その重要性を軽く考えていた。 同氏はオーストラリアで開催されたMicrosoftのカンファレンスで、Chromeの基礎となっているレンダリングエンジンの「WebKit」について「オープンソースは興味深い」と語っていた。 結果的にそれは、単に「興味深い」という以上のものとなった。Googleは今週、Chrome公開から5年目を迎えた。一方のBallmer氏は、Microsoftでの責任ある立場から1年以内に退く予定であることを発表したばかりだ。 Chromeブラウザの公開前からずっとChromeチームの一員であるソフトウェアエンジニアマネージャーのErik Kay氏は、「最初の数週間が過ぎたとき、人々はわれわれを死んだものと思っていた
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